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GA4への切り替え方法。UA(旧Google Analytics)が終了(2023年7月1日)。

2022/06/14
Googleは「ユニバーサル アナリティクスのサポートは終了します」と公式に発表。
UA(旧Google Analytics)のデータ収集は2022年3月16日まで。
「Google アナリティクス 4」(以降 GA4 と表記)への切り替えを推奨している。

GA4への切り替え方法

大まかな手順。
私は、サイトによって、下記の3通りのいずれかを設定した。
【1】→【2-1】か、【1】→【2-2】、もしくは【1】→【2-3】。
【1】
UA(旧Google Analytics)で、GA4プロパティを作成する。

その後、以下の3つのうちどれかの設定をする。
基本的に、Googleタグマネージャーが今後も何かと便利に使えるのではと思い、
上記の「【1】→【2-3】」の方法で設定した。

【1】UA(旧Google Analytics)で、GA4プロパティを作成する。

  1. GA4設定アシスタント」を開く。
    UA(旧Google Analytics)を開く > GA4に切り替えしたいサイトのビュー > 管理(左のメニューの下の方にある歯車)> プロパティの列にある「GA4設定アシスタント」 現在のタグ設定では、GA4 を使用するために新しいタグをサイトに実装する必要があります。
  2. [はじめに]をクリック。
  3. [プロパティを作成]をクリック。
    GA4設定アシスタント:現在のタグ設定では、GA4 を使用するために新しいタグをサイトに実装する必要があります。
    • UA(旧GoogleAnalytics)用のトラッキングコードが、「gtag.js(グローバルサイトタグ)」でない古いコード「urchin.js」「analytics.js」「ga.js」)の場合、【2-2】へ。
    • Google タグ マネージャーを使用している場合は【2-3】へ。
    「gtag.js(グローバルサイトタグ)」とは、2017年8月以降に発行された、下記のようなコード。
        
        
        
        
    gtag」とあれば、「gtag.js」。

    ※UA(旧Google Analytics)には、「gtag.js」以外にも、複数の種類のトラッキングコードが存在する。 (「urchin.js」「ga.js」「ga.js(dc.js)」「analytics.js」)

    「gtag.js」・・・GA4に接続できる。
    「urchin.js」「analytics.js」「ga.js」・・・GA4に接続できない。

    「gtag.js」以外(「urchin.js」「analytics.js」「ga.js」)の場合は、GA4に接続できないため、下記のどちらかの対策が必要。
    • GA4の「gtag.js(グローバルサイトタグ)」をWEBサイトの全ページに設置する。[こちらを参照]
      (古いトラッキングコードは、残しても削除してもOK。UAのデータ収集は2022年3月16日まで。それまでUAとGA4を並行してデータ収取ができる。※ちなみに、UAの測定データはGA4には引き継がれない。)
    • Google タグ マネージャーのコードをWEBサイトの全ページに設置する。

【2-1】UA(旧Google Analytics)にGA4を接続する
  (※UAのトラッキングコードがグローバルサイトタグ(gtag.js)の場合)

既存のUAの gatag.js に GA4の測定IDを接続することで、UAの gatag.js をそのまま利用して、GA4を測定することが出来る。

上記【1】で、UA(旧Google Analytics)にGA4プロパティが自動で接続されている場合もあった。どういう場合かは不明。 GA4プロパティが接続 自動で接続されていなかった場合は手動でUA(旧Google Analytics)にGA4を接続する。
※UAのトラッキングコードが「gtag.js」以外の古いコード(「urchin.js」「analytics.js」「ga.js」)の場合は、GA4に接続できない。[こちらを参照]

  1. GA4の管理画面 > データトリーム GA4プロパティ データトリーム
  2. 測定IDをコピー GA4コード 測定IDコピー
  3. UA(旧Google Analytics) > トラッキングコード > 接続済みのサイトタグ 接続済みのサイトタグ
  4. コピーした測定IDをペースト > 接続 GA4プロパティ接続

【2-2】GA4のグローバル サイトタグ(gtag.js)をWEBサイトにインストールする

  1. GA4の管理画面 > データトリーム GA4プロパティ データトリーム
  2. GA4の gtag.js をコピーし、WEBサイトの測定したいページ全ページの<head>内にペーストする。 GA4プロパティ データトリーム GA4の gtag.js

【2-3】Googleタグマネージャー(GTM)で、GA4のタグを設定する

Googleタグマネージャー(以下、GTMと表記)にGA4を紐づける。
  1. GTM を開き、GA4で測定するサイトが登録してあれば、そのアカウントをクリック。Googleタグマネージャー(GTM)
    登録していなければ、アカウントを新規に作成する。
    GTMを開き[アカウントを作成] Googleタグマネージャー(GTM) 画面の説明に従って入力し[作成] > Google タグ マネージャー利用規約画面で[はい]。 Googleタグマネージャー(GTM) 画面の説明に従って、コードをコピーしWEBサイトの測定したいページ全ページにペーストする。 Googleタグマネージャー(GTM)
  2. ワークスペース画面で[新しいタグを追加]。 Googleタグマネージャー(GTM)
  3. [タグの設定]。 Googleタグマネージャー(GTM)
  4. [Googleアナリティクス:GA4設定]。 Googleタグマネージャー(GTM)
  5. [設定ID]でGA4の測定IDをペースト。測定IDのコピー方法は上記【2-1】参照。 Googleタグマネージャー(GTM)
  6. [トリガー]。 Googleタグマネージャー(GTM)
  7. [All Pages]。 Googleタグマネージャー(GTM)
  8. [保存]をクリック > タグ名の変更画面で任意のタグ名を入力し[保存] Googleタグマネージャー(GTM)
  9. [公開]をクリック > 任意のバージョン名を入力し[公開] Googleタグマネージャー(GTM)[公開]
以上。

設定直後にGA4を見ても、「ウェブサイトから受信したデータはまだありません。」と表示される。
反映されたのは数日後だった。 GA4 ウェブサイトから受信したデータはまだありません
追記:
GA4の「イベントデータの保持」を2か月から4か月に変更した。デフォルトが2か月。
GA4を開き、管理(左下のギアマーク) > データ保持 GA4の「イベントデータの保持」を2か月から4か月に変更
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